2007年10月06日

ヴァーテックテイルズ -麗しのシャーロットに捧ぐ-

麗しのシャーロットに捧ぐ―ヴァーテックテイルズ麗しのシャーロットに捧ぐ―ヴァーテックテイルズ
尾関 修一

富士見書房 2007-01
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最近読んだミステリー系兼ホラーのライトノベルではぴか一の難易度でした。この作品を一度読むだけで解き明かすのはかなり骨が折れる作業になります。本格的なミステリーになっていて読者をミスリーディングに誘うというより読者自身が自分からミスリーディングでも良いからそうなってほしいという願望ルートに行ってしまいかけるようにかなり物語的には救われない悲しい話になってます。

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2007年09月26日

セカイのスキマ

セカイのスキマ (富士見ミステリー文庫)セカイのスキマ (富士見ミステリー文庫)
田代 裕彦

富士見書房 2006-06-10
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う〜ん表紙はいいんだけど、挿絵イラストは良く言えば個性的。悪く言えばへたくそです。やまざき貴子先生の『っぽい!』の主人公の顔が崩れたような感じのイラストです。_| ̄|●
私的にラノベは8割が文章で2割がそれを盛り立てる挿絵にあると思っています。しかも、表紙の絵買いをした本なのでショックが倍でした。まあでも好き嫌いの問題なので・・・・。

ジャンルはオカルト学園ミステリーと言ったところでしょうか。
あちらの世界(魑魅魍魎が跋扈する目に見えないが平行して存在する世界)とこちらの世界(人が存在するいわば現実世界)でヒロイン『みこ』はあちら側へ消えてしまった兄を探すため、四つ辻会という学園では忌避されている部に所属し、周りからはあちらとこちら側の中間に位置する『狭間の住人』と呼ばれている。
主人公の『哲』は中学時代に事故で左目の視力を失い、学園の校則である必ず部活動に所属しなければないことから運動系ではなく文科系、しかも特に活発でない=幽霊部員可の部を探しているところでみこと出会いひょんなことから四つ辻会に入ってしまう。

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空とタマ―Autumn Sky,Spring Fly

久々に読み終わったあと、作品のフィナーレの余韻に浸ってしまいました。
なんと言うか予想外のラストに天晴れといいたいです。
空とタマ―Autumn Sky,Spring Fly (富士見ミステリー文庫)空とタマ―Autumn Sky,Spring Fly (富士見ミステリー文庫)
鈴木 大輔

富士見書房 2006-07
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序盤、廃倉庫の攻防は昔見た映画『僕らの七日間戦争-seven days war』を思い出してしまいました。
う〜ん。同世代ならきっと同じ連想をされるはず。

空とタマの息もつけないほど激しく攻守が切り替わりテンポ良く物語りを進めていく手法はさすがです。
多少、攻防戦話が長いかなと思いましたが、手を出し尽くした空の最後の手段、連想ゲームでお互い廃倉庫に執着する秘密を賭けてのガチンコ勝負はかなり知的推理要素が多く私的にはとても面白かったです。

ただの場所取りゲームではない。攻防戦を通し、お互いを認め合い、そして意外な接点が二人を結ぶ。
まさにミステリー文庫らしい良作です。
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2007年09月24日

ニライカナイをさがして

ニライカナイをさがして (富士見ミステリー文庫)ニライカナイをさがして (富士見ミステリー文庫)
葉山 透 山都 エンヂ

富士見書房 2005-12-10
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『ニライカナイをさがして』『葉山透』著のライトノベル。少年と少女の恋物語を綴った作品である。
『ニライカナイ』:僕たちの住む世界とは別の異境――神々の国。そこは僕たちにとっての理想郷、天国のような所なんだって・・・・。

『ニライカナイ』を私は、はるか南に位置し、死んだものだけが行く事ができる国。という意味だと思っていました。(そういう意味もあるそうです)
この作品は、ある日、空港のカフェで出会った、少年『タクロー』と、人気絶頂のアイドル『リカ』。秘密を抱えた二人が南の島『波照間島』で織り成す恋物語。少年少女というティーンの純粋で繊細な心情を巧みな文章で表現しており、舞台である南の島の風景が目に浮かぶかのごとく、読者を『タクロー』『リカ』と同じ世界に引き込まんでしまうそんな作品である。

この作品を読んで、私は高校時代に読んだ『村山由香』の作品をふと思い出しました。『村山由香』もティーン向けで、題材もティーンエイジャーにスポットを当てたものが多かったと覚えています。
『村山由香』作品が好きな人なら絶対に読んでもらいたい一本です。

私はいい年をして『Boy Meets Girl』を題材にした作品が大好きです。
この作品はストライクど真ん中でした。
読み終わったあと心地よい余韻が残り、少年と少女が見せてくれた純粋な心のコミュニケーションを思い出し、すこし目頭が熱くなりました。

久々に気持ちのよい作品に出会えました。ぜひ読んでみてください。
posted by When at 14:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 富士見ミステリー文庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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