2008年09月28日

ラノベ部/[平坂読]

ラノベ部 (MF文庫 J ひ 2-14)ラノベ部 (MF文庫 J ひ 2-14)
平坂 読

メディアファクトリー 2008-09
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面白い本、見〜つけた

ライトノベルの楽しい歩き方。

まとめるとライトノベルの読み方・楽しみ方自体をネタにしたライトノベル。
そういえば自分もライトノベルに触れたときはこんな感じだったなとか、「あ〜あったあった」見たいにラノベ初心者だった十○年前を思い出したりと懐かしみつつもう一度ライトノベルについて考えてみたいと思った作品です。

しかし、さすがにネタはHowTo本ですが、さすがにそれじゃノベルとして成り立たないと言う事で、内容的には「ライトノベルにはまるとこうなるぞ!」を体言したエピソードがてんこ盛りで、こちらもまあ痛かったりこそばゆかったりカオスだったりとディープになればなるほど人としてダメじゃん領域にまで達する怖さも描いており、またその楽しみ方も色々でライトだけれども奥が深いという面白さも伺えます。

ヒロイン・文香は国語が大の苦手でこれまでライトノベルにまったくと言っていいほど接点のない普通の女子高生。純朴で少し変った思考の持ち主だが、芯がしっかり通っており普段はほにゃ〜とした印象だがその発言は時に的確で時に残酷なこの物語の主人公。
このラノベ素人・文香を通してライトノベルの面白さと危険さが入り混じり、正しいライトノベルとの接し方がわかる一冊です。

だいぶライトノベルに慣れてきた後半からはラノベに関する遊び方やラノベ関連パロディネタでワイワイガヤガヤとラノベ部の面々とだべったり、ラノベの買い方やちゃっかりと著者既刊本の宣伝に時事ネタ、さらにはさりげなくラブコメフラグを入れたりとこんなテーマの作品であろうとライトノベルとしての体裁は整っています。

だんだん笑いどころも増えてきて前半は懐かしく、後半は面白かったという印象です。
続巻はまずなさそうなお話でしたが、それなりに楽しく読ませてもらいました。作品の傾向がアレなので出てくる登場人物もいい感じに濃いのか癖のある奴まで変なのがそろっているので雰囲気も良かったし、細かくエピソード分けされているのでそんなに1つ1つが重なく読みやすかった。

たまにはこんな作品もありかな〜と思いまいす。
posted by When at 22:31| Comment(0) | TrackBack(0) | MF文庫J | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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