2008年09月25日

黒猫の愛読書 I−THE BLACK CAT’S CODEX−隠された闇の系譜/[藤本圭]

黒猫の愛読書 I  -THE BLACK CAT’S CODEX-  隠された闇の系譜 (角川スニーカー文庫 209-1)黒猫の愛読書 I -THE BLACK CAT’S CODEX- 隠された闇の系譜 (角川スニーカー文庫 209-1)
藤本 圭

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最強魔導書、この手にあり! グリモワール・ファンタジー登場!!

黒き異能使いと本を愛する少女のミステリアス・ファンタジー。

なんだろなぁ〜悪くないのだけれども、前半ヒロインの異常っぷりについていけなくてちょっと引いてしまったせいもあり、中盤まで乗れなかったのがひびきました。
でもストーリーと設定は中々面白く、後半はヒロイン・綴も人が変ったかのようなまともさに一気に面白さが出てきました。

本の声を聞く能力を持つ綴のキャラ設定が滑っていてちょい違和感を感じつつも、魔導書がらみの本筋エピソードに入ると一気に化けたかな?と感じた面は非常に好印象でした。うまくコウの目的部分と正体を隠しながらうまく綴を巻き込んで行き、綴自信も自分の能力の真の力を認識し始めるという筋道のつくりもお手本のような展開でした。

ほぼ最強の力をもつコウにも上手くリミッター設定を儲け、今後の展開にも一定の逃げ道と敵への配慮的な仕掛けをしっかりと仕込んでいるので次巻も出す気満々さが満ち溢れてました^^
大分綴もましになってきたので次くらいからは違和感なく読めそうです。今回は出さきからやらかしたので抵抗感を持ってしまったのがちょっと残念でした。

個人的には同じ受賞作品の「放課後の魔術師」の方が好みでした。
この作品も終盤以降は結構動きが激しくて、迫力の異能バトルに突入とこの作品の色が十二分に出ていていい感じでしたが、どうしても導入部で私的にすべったのが痛かったです。

設定は非常に魅力的なので十分次回で巻き返しがきくだけのポテンシャルを持った作品だったと思います。
posted by When at 00:33| Comment(0) | TrackBack(0) | スニーカー文庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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