2008年09月14日

葉桜が来た夏2 星祭のロンド/[夏海公司]

葉桜が来た夏 2 (2) (電撃文庫 な 12-2)葉桜が来た夏 2 (2) (電撃文庫 な 12-2)
夏海 公司

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強がりだけど少しドジな星野がかわいい第2弾!

絡み合う思惑と星を越えた想いの輪舞曲。

様々な政治的思惑が交錯するなか、種族の違う2つの生命体が魅せる未来への可能性と目の前に立ち塞がる悪意との戦いが始まる第2巻は中々面白かったです。ちょっと唐突で空回り気味な葉桜の想いの種類がいつの間にか学に対する恋慕になっていたのはいささか早かったかなと思いつつ、突然現れた星祭に嫉妬の嵐をふきあれたのは面白かった。この子もなんだかんだいってツンデレ系宇宙人だった^^

今回は居留区のそとでアポストリであることを隠し、とある理由から人間として生活をしている一人の少女・星祭にまつわるお話。アポストリと日本政府、そして反アポストリ勢力「水車小屋」などそれぞれの思惑がこの星祭という少女の存在を政治的に利用しようと暗躍する少しきな臭い展開でした。

彼女を狙ってアポストリ専用のハンターが暗躍し、そしてアポストリのタカ派である「秋」の氏族もあの序の利用価値の高さから政治的介入とアポストリ評議長失脚の足がかりともなりうる星祭を抑えようと様々な策で彼女を追い込んでいくが、星祭は自分の存在と立場を理解しており、彼女を救いこの状況を打破できるであろう唯一の手段である「南方恵吾」の元へたどり着くという信念のもと実行に移すが。

一方人間とアポストリの共存および親交を深めるため公務として東京にやってきた学と葉桜は突如現れた星祭に困惑するも彼女を追ってきたハンター「渦巻き」の凶悪なまでのアポストリを殺そうとする狂気を前になすすべなく逃走を強いられる。何も事情を話せないと一点張りの星祭に対し必要に迫る葉桜との激論のなか彼女が見せた一瞬の表情から学が感じ取ったのは・・・。逃亡劇の結末はいかに!

星祭が学から血を吸うことへの拒絶を表したのは、特殊な環境が原因かと想っていましたが、意外なオチでびっくりしました。アポストリも人間同様そこらへん気にするというか問題になると言う事なんでしょうね。確かに下手すると遺伝子情報が流れるもんね。
葉桜と渦巻きの戦いも葉桜のムチャ振りが光ってましたね^^
もうなんていうのか渦巻きVS螺旋ってエモノが凶悪すぎてまた待ったくの躊躇なしの一撃だったのでどんだけポテンシャルが高いお嬢さんなんだか。

凶暴じゃじゃ馬のツンデレ宇宙人の恋煩いは極鈍の学のせいでまだまだ続きそうです。
この作品はどっちかと言えば人とアポストリとの共存を描こうとしているお話なので今回のようなテロまがいの事件や問題がまだ山積し、学と葉桜という共存の架け橋を築くのが最終着点になってきそうです。なんか引き裂き系の展開予想もできるので今後どのような急展開もありえそうです。
学を守るといった葉桜の想いがいつ届くのか次巻に期待です。
posted by When at 21:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 電撃文庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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