2008年09月12日

藤堂家はカミガカリ3/[高遠豹介]

藤堂家はカミガカリ 3 (3) (電撃文庫 た 21-3)藤堂家はカミガカリ 3 (3) (電撃文庫 た 21-3)
高遠 豹介

アスキー・メディアワークス 2008-09-10
売り上げランキング : 461
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


大切な人がいる。

ストロベリーアイス入りお好み焼きいらんかねぇ〜。
というか今回の表紙イラストキャラがまず誰なのかさっぱりわかりませんでしたが、作品後半であ〜なるほどなという設定でこの魔法少女っぽいコスも違和感なく取り込めるあのキャラに吹いた^^
新キャラじゃないけどある意味新キャラでした。

今回は1巻で激突した北欧勢力のランドセル少女・レッテとの共闘作戦と今度は敵ではなく見方として二分されているギリシャ勢の一方と日本勢のイルフィニを守る戦いへと発展。
後半はギリシャ勢とのバトルに突入しますが、前半はレッテがホームステイという設定で藤堂家にやってきたということで、またまた始まるドタバタライフ編が楽しすぎる。しかも今回はレッテの部下である女子高生のノリまんまのミリカまでやってくるなど一気に騒がしくなった藤堂家は端から見ているとほんとに理想に近い居心地がいい場所だとわかりますね。なんかバランスが非常によくなってきた気がする。
(ただし、あまりの女性率の高さゆえに周慈には毒過ぎる)

今回はミリカの立ち居地がわかりにくかったのと何か秘密とかありそうだったのに意外とあっさりだったりと、もうひとつ何かあればよかった。確かに特殊な男性への好み的な以外設定はありましたけどあれは完全にオチに使われただけですよね。レッテの立場や背景を明確にするために必要だったのかなと思いますが、彼女自身が活躍するのはまた今度期待しましょう。

微細な英力をもつ春菜の親友沙紀が神一郎に引かれるくだりの話は簡単に読めてしまったのが残念。沙紀もなんだかんだ言って春菜の想いを揺さぶり気持ちに気づかせるためのきっかけとして出てきた感じが強かったかな。それでも春菜を思う人間がどれだけいるのか?ハテビトと人間のかかわりという部分ではこの物語自身と非常につながりがある設定でした。

沙紀の件もあり神一郎を強く意識し始めた春菜を支えたのは今回はレッテの一言。
これ以上強い感情を抱くことを危険であると感じつつもその居心地のよさも確かに感じている神一郎との関係はどうなるのか?今後は春菜の「後悔をしない」生き方に注目です。

それにしても今回はバトル自身はイルフィニの不思議な特性など過程は面白かったけど、結果がというか決着が・・・。ギリシャ勢に対してレッテとか力の差が結構あったので終わりがあっけなかったのが残念。1、2巻に比べると少し物足りなかったかな。

それでもキャラ通しの掛け合い、特に美琴がからむとほんとに面白い。
正直ここら辺を楽しむのがメインになってきてしまっている本作。ストーリー展開はこれまでの既刊とにたりよったり担ってきているのでここら辺でまた「カミガカリ」な展開を期待しています。
posted by When at 23:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 電撃文庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。